
岩手県は北海道の次に広い県で、盛岡から沿岸の町まで車で何時間もかかります。手続きの窓口は普通車も軽自動車も盛岡市に1か所ずつで、軽自動車は岩手・盛岡・平泉ナンバーに分かれています。整理しますね。
この記事の結論
- 岩手県でも、動かない車・古い車は全国の廃車買取が無料で引き取りに来ることが多い。沿岸(宮古・釜石・大船渡など)や県北の車、冬の時期は、住所と日にちを先に確かめる
- 走る車は車買取、動かない車は廃車買取。2社に聞いて、引き取り代・手続き代をふくめた手取り額で比べる
- 自分で手続きするなら、普通車は岩手運輸支局など、軽自動車は軽自動車検査協会 岩手事務所など。業者に頼めば窓口へ行かなくてよい
岩手県で廃車にする3つの方法
| 方法 | 向いている人 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| ① 全国の廃車買取に頼む(引き取りに来る) | 動かない車・車検切れ・遠方の実家の車。手続きも任せたい人 | 引き取り・手続きは無料のことが多い。値段がつけば受け取れる |
| ② 岩手県内の解体業者に持ち込む | 車を自分で運べる人。近くに業者がある人 | 持ち込みなら安いことが多い。手続きは自分か業者に頼む |
| ③ ディーラー・整備工場に頼む | 買い替えと一緒に済ませたい人 | 廃車費用を請求されることがある。値段がつかないことも多い |

ディーラーで「廃車費用がかかります」と言われても、払う前に①の業者に値段を聞いてみてください。古い車でも、部品や鉄として値段がつくことがあります。
岩手県に引き取りに来る全国の業者
各社の公式サイトに書いてあることを並べました(2026-10-14に確認)。岩手県のどこまで引き取りに来るかは、申し込むときに車がある住所を伝えて確かめてください。
| ハイシャル | カーネクスト | ソコカラ | MOTA 車買取 | |
|---|---|---|---|---|
| 向いている車 | 動かない・事故・古い車 | 動かない車・親の車・遠方の車 | 走る車 | 走る車(何社か比べたい) |
| 引き取り | 引き取り費用は無料 | 全国どこでも無料(一部離島を除く) | 全国どこでも無料 | 買取店による |
| 手続きの代行 | 費用は無料 | 無料で代行 | 無料ですべて代行 | 買取店による |
| 査定後の減額 | 契約後・実車確認後の減額なし | 申告内容に違いがなければ減額なし | 「減額の心配なし」 | 買取店による |
くわしい比べ方は「廃車買取おすすめ比較」にまとめています。
岩手県の地元の業者を探すには
車を引き取ってよい業者は、法律(自動車リサイクル法)で都道府県や市の登録・許可を受けています。地元の業者に頼むときは、登録のある業者か確かめましょう。
- 自動車リサイクルシステムの「関連事業者検索」で、岩手県の「引取業者」を探せます(公式の検索)
チェックリスト
- □ 引取業の登録がある業者か(関連事業者検索で名前が出るか)
- □ 引き取り代・レッカー代・手続き代はあとからかからないか
- □ 還付金(自動車税・重量税・自賠責)は買取額に入っているのか、別に戻るのか
- □ 手続きが終わったら、抹消の書類のコピーを送ってもらえるか
自分で手続きする場合の窓口(岩手県)
どの窓口に行くかは、車検証に書いてある「使用の本拠の位置」(ふだん車を置いている場所)で決まります。業者に頼む場合は、窓口へ行かなくてかまいません。
普通車:運輸支局・自動車検査登録事務所
| 窓口 | 管轄(使用の本拠の位置) | ヘルプデスク |
|---|---|---|
| 岩手運輸支局 | 岩手県全域 | 050-5540-2010 |
軽自動車:軽自動車検査協会
| 事務所 | 住所 | ナンバー(管轄) |
|---|---|---|
| 岩手事務所 | 〒020-0842 岩手県盛岡市湯沢16地割15番地10 | 盛岡:盛岡市・八幡平市・滝沢市・紫波郡 / 岩手:宮古市・大船渡市・花巻市・北上市・久慈市・遠野市・陸前高田市・釜石市・二戸市・岩手郡・和賀郡西和賀町・気仙郡住田町・上閉伊郡大槌町・下閉伊郡・九戸郡・二戸郡一戸町 / 平泉:一関市・奥州市・胆沢郡金ヶ崎町・西磐井郡平泉町 |

岩手県は、普通車は岩手運輸支局、軽自動車は岩手事務所で、どちらも盛岡市にあります。沿岸や一関・奥州の車も同じ窓口なので、自分で行くのは大変です。
自分で手続きする流れは「廃車の手続きを自分でやる流れと、業者に任せた方がいい人」で説明しています。
自動車税の還付と問い合わせ先
- 普通車:抹消登録(廃車)をすると、次の月から3月までの自動車税が月割りで戻ります。岩手県の自動車税は、納税通知書に書いてある県税事務所(自動車税の担当)が窓口です。
- 軽自動車:軽自動車税は市町村の税で、廃車にしても戻りません。ただし3月31日までに廃車すれば、次の年度の分はかかりません。問い合わせはお住まいの市町村の税の窓口です
3月末が近いときは「3月末までに廃車しないと損?」もご覧ください。
いくら戻るかは「還付金の計算」で、車検証を見ながら目安を出せます。
岩手県で自動車税が戻るときの受け取り方
2026年4月から、自動車税の手続きは岩手県県税センターにまとまりました。還付は届く通知のとおりに受け取ります。業者に受け取りを任せる委任状・譲渡通知書は、納付日と抹消日の遅い方から翌月の第5営業日までで、遅れると受け付けてもらえません。(岩手県「自動車税還付金受領に関する様式」、2026-10-15に確認)
数字で見る岩手県の車
岩手県の自家用乗用車(軽自動車をふくむ)は約73万台。1世帯あたり1.369台で、全国17位です(全国平均は1.009台)。(自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯当たり普及台数(2025年3月末)」)
車がくらしの足になっている家が多い県です。買い替えのときに古い車をディーラーに任せきりにせず、廃車買取にも値段を聞くと差が出ることがあります。
岩手県でよくある困りごと
親が免許を返納したら、車はどうする?
親が運転をやめると、乗らない車が残ります。名義が親のままだと、手放すときに親の書類(普通車なら実印と印鑑証明書)がいります。親が自分で書類を書けるうちに、返納と一緒に車の手放し方も決めておくと安心です。必要な書類は「書類チェック表」で確かめられます。
盛岡市の原付・バイクの廃車はどこで?
125cc以下の原付は市の税の窓口で廃車します。125ccをこえるバイクは東北運輸局 岩手運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会 岩手事務所です。郵送で受け付けるかは先に電話で確かめましょう。(盛岡市(転出のときの手続きの案内))
125ccをこえるバイクは、市役所・区役所ではなく運輸支局での手続きです(窓口は上の「普通車」の表と同じ)。
雪の季節の引き取り
岩手県では、12月〜3月は雪で引き取りの日にちが延びることがあります。雪に埋もれた車は、業者が来る日までに掘り出して、車の前の道をあけておくのが決まりの業者もあります。融雪剤で下回りがさびた車は中古車としての値段はつきにくいですが、鉄としての値段はつくので、廃車買取にも聞いてみましょう。3月末に間に合わせたいときは、2月中に申し込むと安心です。くわしくは「動かない車・車検切れの車の廃車」で説明しています。
岩手県で廃車にするときの注意
- 沿岸(宮古・釜石・大船渡など)や一関・奥州から盛岡の窓口に行くのは大変なので、手続きの代行が無料の業者に頼むと楽です
- 内陸や県北は冬に雪が多い地域です。3月末の前は引き取りの日にちを早めに決めておきましょう
- 雪道や海の近くで使った車は、下回りがさびていることがあります。値段がつきにくくても、引き取り・手続きが無料なら手出しは0円で済むことが多いです
- 地元の業者は、自動車リサイクルシステムの関連事業者検索で引取業の登録を確かめてから頼みましょう
よくある質問
岩手県の業者と全国の業者、どっちに頼むのがいい?
車を自分で運べて、近くに業者があるなら地元の業者も便利です。動かない車や、手続きまで任せたいときは、引き取りと手続きが無料の全国の業者が楽なことが多いです。両方に聞いて、手取り額で比べるのがいちばん確実です。
平泉ナンバーの車はどこで手続きする?
平泉ナンバー(一関市・奥州市・金ケ崎町・平泉町)も、普通車は岩手運輸支局、軽自動車は岩手事務所が窓口です(どちらも盛岡市)。業者に頼めば窓口へ行く必要はありません。
冬でも廃車の引き取りに来てくれる?
多くの業者は冬も引き取りをしていますが、大雪の日は日にちが変わることがあります。3月末の前は混みやすいので、余裕をもって申し込みましょう。
まとめ:岩手県でも、払う前に2社に聞く
- 岩手県でも、全国の廃車買取は無料で引き取りに来ることが多い(住所を伝えて確認)
- 地元の業者は、自動車リサイクルシステムの検索で登録があるか確かめる
- 自分で手続きするなら、普通車は岩手運輸支局など、軽自動車は軽自動車検査協会 岩手事務所など


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